車両保険のおトクな設計方法
自動車保険を作るための手順の全体像は「自動車保険の簡単!な作成手順」 をご覧下さい。
このページでは、車両保険について具体的な設計方法をご紹介します。
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5.車両保険
車両保険は、 一般的に保険料が高いと言われています。通常、 他の全ての保険の保険料と車両保険の保険料が同じぐらいになってしまったりします。
それでも、
- 新車を購入したとき
- 高級車を購入したとき
など、完全に壊れてしまったときの損害が大きい場合はつけておくことをおススメします。新車や高級車は盗難に遭うことも多いですし、 落書きなどイタズラ遭うことも多いかと思います。数百万円もかけてやっと新車を買ったのに、 数ヶ月で盗まれてしまったという事態はかなりシビれます。
特に、以下の車をお持ちの方は付けておいた方がいいかと思います。
【参考:盗難車ランキング ベスト10 (2005年日本損害保険協会)】
| 順位 | 車種 | 前年度順位 |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ・ランドクルーザー | 2位 |
| 2位 | トヨタ・マーク2 | 6位 |
| 3位 | トヨタ・クラウン | 1位 |
| 4位 | トヨタ・RAV4 | - |
| 5位 | トヨタ・ハリアー | - |
| 6位 | メルセデスベンツ | 4位 |
| 7位 | トヨタ・ハイエース | 10位 |
| 8位 | スバル・インプレッサ | - |
| 9位 | 日産スカイライン | 8位 |
| 10位 | トヨタ・アリスト | 5位 |
また、昔は高級車の盗難が多かったのですが、最近は、高級車にイモビライザー(盗難防止装置)が搭載されていることから、
盗まれる車の傾向が人気車種であるSUVへとシフトしつつあります。なので、SUVをお持ちの方も車両保険を検討されることをおススメします。
また、事故を起こしたときの示談交渉のラクさを考えると、
保険金額を下げてでも、車両保険に入ることをおススメします。
(詳しくは、 「示談交渉を円滑に進める自動車保険の作り方」をご覧下さい。)
車両保険を付ける際にもいくつかポイントがあります。
(1) 保険金額
車両保険の保険金額は原則として、 初度登録年度と型式によって決まってしまいますが、75-105万円など、多少の幅があります。これは、 同じ登録年度で同じ型式であっても、 内装による違い(カーTV、カーナビなど)があるからです。
この場合、保険金額は掛けられる金額の最大限にかけてしまった方がお得です。理由は、
- 保険金額が高い方が保険料が高くなりますが、大きく変わるわけではないので、事故ったときに多くもらえる方がお得 (保険料の変化は車種に寄ります。各保険会社のサイトで確認してみて下さい。)
- 次の年の契約時には、前年の保険金額を上回れないので、 あらかじめ大きめに設定しておいた方がお得
からです。
ただし、どうにも保険料が高くてかなわん!という場合には、保険金額を下げてでも、車両保険に入ることをおススメしています(詳しくは、 「示談交渉を円滑に進める自動車保険の作り方」をご覧下さい。)。
(2) 車対車+A VS 一般
車両保険には、通常、 「車対車+A」と「一般」の2種類があります。それぞれカバーされる範囲が違います。
| 種類 | 火災、洪水、高潮 | 落書、窓ガラス破損 | 盗難 | 相手が判明してる事故 | 相手が判明しない事故 | 電柱衝突、ガケ転落等 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 車+A | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
| 一般 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
当たり前ですが、「車対車+A」は「一般」に比べると補償の範囲が狭いので、保険料が安いです。しかも、「車対車+A」はかなり安いです!!(車種に寄りますが、 数万円の差が出る場合もあります。)
要するに、当て逃げと自損事故だけ気をつけていれば、車対車+Aでも十分な補償は得られることになりますので、 これは選択肢の一つとして考えてもいいかも知れません。
保険料が高くて車両保険を付けるのを控えるぐらいであれば、 「車対車+A」だけでも付けることをおススメします。
ただし、「車対車+A」の場合は、自動車事故を起こした場合に相手が分からなければ保険はおりませんので、事故を起こしたときには、 必ず相手の名前と連絡先、車のナンバーなどを確認する、 という基本的な確認事項を忘れないようにして下さい(詳しくは、「自動車保険の事故の対処法」をご覧下さい。)
(3) 免責金額
車両保険には免責金額を設定することができます。
自動車事故の際に、免責金額を除いた金額が保険金として支払われます。例えば、保険金額200万円の車で事故をして、
100万円の保険金が下りるときに、免責金額が5万円だと95万円(=100万円-5万円)の保険金しかおりないというものです。
通常免責金額は、1回目の事故が5万円、2回目以降の事故が10万円と定められます。また、「車対車ゼロ免責特約」 という特約を付すことにより、車対車の事故については免責金額をゼロにすることも可能です。つまり、
1回目5万円-2回目10万円(車対車ゼロ特約)
↓
1回目5万円-2回目10万円(特約なし)
↓
1回目10万円-2回目10万円
↓
1回目10万円-2回目15万円
↓
1回目15万円-2回目15万円
などという風に免責金額を上げていくことになります。これにより保険料を安く設定することが可能です。これも免責金額を上げることで、 車種に寄っては一万円ぐらい保険料を下げることも可能なので、車両保険を負担に感じている方は免責金額を上げてもいいかも知れません。
また、普通、一年間に2回事故ることは考えられないので、2回目以降の免責金額を上げるというのも一案です。ただし、 ネット通販格安系では、2回目以降の免責金額を極端に上げるということはできません。また、保険会社によっては、 免責金額の設定の幅が狭いものもあります。