自動車保険を作るときに、まず考えなければならないこと
自動車保険を決めるときに、まず考えなければならないこととは何でしょうか?
自動車保険の自由化以降、「とにかく安く!」というようなことを宣伝するCMやサイトを多く見ます。
自動車保険は安ければいいのでしょうか?
まず、考えなければならないのは、
何のために自動車保険に入るのでしょうか?
ということです。
それは、自動車事故に遭うと一歩間違えれば、人生を狂わせるほどの支出を強いられるからです。
【人身事故の賠償金額の例】
| 賠償金額 | 賠償の相手 | 相手の職業 | 症状 | 判決日 |
|---|---|---|---|---|
| 3億5978万円 | 男性25歳 | 大学研究科 | 後遺障害 | H16.6.29 |
| 3億2246万円 | 男性25歳 | アルバイト | 後遺障害 | H16.3.30 |
| 3億1201万円 | 女性21歳 | 会社員 | 後遺障害 | H15.8.28 |
| 3億0277万円 | 男性38歳 | 会社員 | 後遺障害 | H16.5.26 |
| 2億9737万円 | 男性40歳 | 会社役員 | 後遺障害 | H7.3.30 |
【物損事故の賠償例】
| 賠償金額 | 被害物 | 判決日 |
|---|---|---|
| 2億6135万円 | 呉服、毛皮などの積荷 | H6.7.19 |
| 1億3580万円 | 店舗(パチンコ店など) | H8.7.17 |
| 1億2036万円 | 電車、家屋、線路など | S55.7.18 |
| 1億1347万円 | 電車 | H10.10.28 |
| 6124万円 | 積荷 | H12.6.27 |
また、もしかすると、自分自身が大ケガに遭って路頭に迷うかも知れません。
そういう事態を防ぐために、毎年少額の保険料を支払って、保険に加入しておくのです。
そう考えると、自動車保険に入るときに、まず考えなければいけないのは、
自分や家族にとって、この自動車保険は十分な補償をしてくれるのか?
という点になります。決して。保険料の安さではありません。
したがって、保険を作る際に、まず、チェックする点は、以下のようになります。
1.車を運転する可能性のある人は誰か?
これは自動車保険の年齢制限、
家族限定などの範囲に入っていない人が運転する可能性はないかどうかをチェックするのに必要不可欠です。
自動車保険のトラブルで最も恐ろしいのが、事故が起こったときに保険金がもらえないことです。
事故のときに保険金がもらえない自動車保険は作ってはいけない
ということです。
2.事故が起きた時に必要な補償は何か?
大切な車だったら車両保険はカバーできているか?
など
これも1.と同じです。事故のときに保険金がもらえない自動車保険は作ってはいけません。
3.事故が起きたときに必要な金額はいくらか?
- 歩行者を轢いてしまって数億円の賠償請求がされたときにちゃんと支払ってくれるか?
- 自分が事故って入院したときに、必要な治療費を払ってくれるか?
- 入院時に収入が減ったとしても家族が生活していけるか?
補償金額を下げれば保険料も安くなりますが、必要な金額が支払われなければ、いざ事故が起きた時にアテになりません。多少保険料が上がっても、
事故の時に十分な保険金が得られる保険を作らなければなりません。
つまり、
事故が起きたときのことを、
まず考えなければならない
ということです。
私もヒドい事故を体験したことがあり、
この経験を踏まえると保険は多少高くても事故のことを考えると必要な補償が入っているものに入らなければならないと心から思います(そして、
実際に比較的手厚い補償の保険に入っています。)。
そして、これらを考えた後、最後に次のことを考えます。
4.その自動車保険に不必要な補償や特約はつけていないか?
不必要な補償や特約を外すことで保険料を下げることができます。
例えば、車の中に高価なものを入れることもないのに身の回り品特約を付けていたり、
古くてボロボロの車なのに車両保険を付けていたりなど、
です。
「いやーお店の人に言われるがままに付けちゃったんだよね。」という話を良く聞きます。
なぜ、お店の人は特約を勧めるのでしょう?
なぜ、保険会社は自分が把握できないほど特約の数を増やすのでしょう?
それは、自動車保険の自由化以降、損害保険会社のドル箱である自動車保険の競争が激しくなり、利益率が下がった結果、
お得なように見せた特約をたくさん作ることで、保険料の低下を防ぐという保険会社の経営戦略という部分もあるのです。
全ての自動車保険の代理人が、無理矢理必要もない特約を付けようとしている訳ではありません。むしろ、良心的に、
その人に必要と思われる特約を勧めているケースが多いと思われます。
ただ、自分のリスクや家族状況を一番把握しているのは自分です。したがって、自分に最も合った自動車保険をつくれるのも自分なんです。
「そんなこと言ったって、自動車保険つくるの難しそうだし、面倒じゃん。」
という声が聞こえてきそうです。
そんなことは決してありません。
いまやネットにちょこちょこっと情報を入力すれば、十数社の保険会社から一括で見積を取れる時代なんです!
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な作成手順に従って、作成すれば、誰でも簡単に自分に合った自動車保険が作れます。
自分で自分のリスクを考えて、
それに最も合った自動車保険を自分で作る
そういう時代になったんです。
みなさんも自分にあった自動車保険の自分の手で作ってみませんか?